文芸部に入りたかったけどコンピューター部に入った小心者

文芸部に入りたかったけどコンピューター部に入った小心者

僕は対人恐怖が強くて、なかなか人と親密な関係を構築できない高校生!

想像を絶するコミュ障で、クラスに友達がいないぜ! わはははは!

そんな僕は、高校に入ったら文芸部に入ろうと決めていた。理由は、文章を書くのが好きだからだ。

しかし結論から言うと、僕は文芸部に入れなかった。。。

当時の僕は放課後に文芸部の活動場所に行って、入部したい意思を伝えようとした。

活動場所へ行くと、文芸部らしき人たちがいた。

何やら楽しそうに会話していて、僕はその様子をしばらく隠れて見ていた。

「何してる、勇気を出すんだ僕……!」

しかし動き出せない僕。

すると文芸部の一人が、ちらりと僕の方を見た。

僕は何故か大急ぎで逃げてしまった。

なんで逃げちゃったんだろう。。

それは自己肯定感の低さが原因だった。

僕はコミュ障だしブサイクだし。。。

「え、気持ち悪い。入らないでほしいわ」と、口には出さずとも心の中ではそう思われるのではないかと怖くて怖くて。

人間が怖い。やめて、僕を傷つけないで。

僕は気づけば逃げだしたんだ。

「僕は必要ないから。僕がいたら迷惑だから」

実際にはそんなこと思わないだろうと思う。自意識過剰すぎだと思う。

だけど、僕の心の根底がマイナス感情で満ち満ちていて、当時はどうしようもなかった……。

それからしばらく、文芸部の活動場所をチラ見して帰るという日々が続いた。もう4月も終わろうとしていた。

絶望。。。

一緒にコンピューター部を見学したクラスメイトに「部活入った?」と聞いてみたら、「入ってないよ」と言われた。

どうやら彼は部活に入らないという決断をしたそうだった。

「僕も入らなくていいかなー笑 」

そんなことを思った。

もー、どうして僕は楽な方へと逃げるの? ばかばか!

自己嫌悪の感情で頭がおかしくなった。

そんな時、たまたま他クラスの知り合いの彼を見つけた。

彼とは小学校と中学校が一緒で、最寄り駅が同じということがあって、お互い見かけたら声をかける程度の仲に発展した、そんな同級生だ。

小学中学生の時にはほとんど会話をした覚えはないので、そんなに仲いい感じではない。

でも、二年生になった最近では、もう一年も付き合い続いてるわけだし、もう友達なのでは?と僕はそんなことを勝手に思っている。

僕は、彼ともっと仲良くなりたいという気持ちを抱いている。

……そんな当時。四月の下旬。僕は彼に声をかけて、部活動について聞いた。

「うーっす。もう部活とか決めた?」

彼はまだ入っていないようだった。

僕は、彼に文芸部を勧めた。

しかし彼は乗り気ではなかった。

僕は所々で文芸部の話を織り交ぜた。

「頼む、1人じゃ心細いから一緒に文芸部入ってよー」なんて、直接的なことは言えるはずもなく。。

「個人的に、文芸部とか、いい気がするけど……笑」

「文芸部は俺はいいや。1人で入部してくれば?」

「うーん…………」

「なんか、他にないの? 部活」

「他にはコンピューター部の見学を四月の初めの方にしたけど」

「コンピューター部ってどんな感じだったの?」

「うーん。なんか、すごく適当な部活だったよ笑」

「じゃあコンピューター部でいいかなー」

「あっ、そっか……じゃあ僕もコンピューター部でいいや」

1人じゃ何もできない男、それが僕であった。

そんなこんなで七月くらいにコンピューター部に入部した。

なんで七月かって?

それは、なんかお互い入部するのめんどくさいなーって思ってて、気づいたら月日流れてたみたいなやつです。はい。

僕らは二人とも部活に対する熱意とかがまるでなかったのです。

そして僕らは、その後一度もコンピューター部に顔を出さなかったのでした。めでたしめでたし。

はぁ。もういいし。

別に文芸部入らなくても文章は書けるし。

……本当は分かっていた。

僕はあそこで勇気を出すべきだったということを。

僕は変わらなきゃいけないんだ。

今の僕と当時の僕。何も変わっていない。進歩がない。

それがすごく悲しくて。

最近では色々行動しているけれど、僕の変わろうとする意志が、足りてない。

どうすればいいかわかりません。

END

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